中学での勉強の仕方:勉強ができる子

中学の勉強科目はほぼできている(5段階中5か4)ので、後は公立志望校に合わせて、重箱の隅をつつくような問題演習を継続するのか?ですね。
ハイレベル私立なら高1範囲まで勉強する問題集をやる方がまだシンプルで、公立志望者のような内申点やケアレスミスなしの満点を目指す定期テスト対策の方がストレスがたまると思います。
今なら少しでも早く受験勉強から解放される、推薦合格の方が望ましいと言えます。

すみません、改めての方法はありません。今のまま頑張るだけです。敢えて言うとすれば、高校入学後の話です。
複数箇所で書いていますが、一流大学受験が10だとすれば、中学までは2-3程度です。

高2の数学(微分積分)辺りから皆大変になり、そこで諦めて、中学まで数学ができていても半分以上は文系になります。
英語に関しては例外構文だらけとなり、地頭がよい人は不要ですが、普通の凡人ほど辞書暗記レベルの構文・単語力、そして和文日本語力がないと英語の点数はとれません。そこは自習学習では厳しいので高校は塾予備校/有名受験本を大量にやることになります。
このレベルの子だと、間違いノートや整理ノートを既に書いている子も多く、更に言う事はないんですが、定期テスト・模試で50点以下というスランプを抜けられるかどうかは、間違いノートが中心となってきますので、高校ではかなり重視して下さい。

特に難関国公立大受験志望だと、中学までは教材や先生に無関係で勉強ができて当たり前ですが、高校は学校の先生と相性が悪ければ学校授業を捨てて自前で勉強する位の覚悟が必要です。当たり外れがあり、中学まで優等生で過ごしてきた子ほど、中学までの勉強法をごり押しする傾向があるので注意して下さい。
また思春期と相まって、難しい高校授業になると自宅学習をしなくなって親から文句を言われても言い返すようになるなど、優等生家庭でももめるのが普通です。
こういう兆候がある場合、中学までは塾なしOKでも、高校は無理してでも塾予備校通いをお勧めします。
難関私立大志望で、リア充高校生活を求める場合は、ここまでやる必要はありません。

いずれにしても、「情報科目」「総合型選抜入学」「海外留学」を考えた場合、手に職をつける意味でも、IT学習も継続してやって欲しい所です。
高2・3からの受験勉強をするとわかりますが、理数系科目ほど、普通に勉強して解説の意味がスンナリ頭に入ってくる事はどんどんなくなります。
更に頭の良い子に聞くと、「文脈からわかった」「たまたま普通に思いついた」という解説を受けて、余計にショックを受けたりもします。
また天才肌の例外を除くと、従来型の受験勉強をやる子ほど、まだITは全く無視してやってきていないです。
IT学習は努力の職人技で一流になれる分野です。精神的バランスをとる意味も考えて、地道に努力できる子は勉強とITの両立させて欲しいです。