先に模範解答では、どちらでもなく生徒にやさしくて厳しさもある学校や塾ということになると思います。
でも、現実はそう簡単ではなく、
- 勉強ができない子ほど、基礎学習の自主学習でうまく行く例は少ない。
- 勉強ができる子でも、授業レベルが低いと授業態度や悪い手抜き例を数多く見てきた。
- 小テストや課題ノルマがキツく、レベルが高い授業ほど、ついていけない子へのフォローはやはり大事。
- 不登校/ひきこもりに関しては、勉強レベルを問わず存在する。できる範囲で先生が優しく対応する事しかできないのが現状。
生徒側にたつと、まずは授業に出て知的好奇心や楽しさがあって、過度に無理な準備や暗記を強いられない前提で、あとは、どこまで結果を求められるか?(受験や資格取得度合いが高いかどうか)であるように思えます。
また生徒それぞれに実力が急伸する時期(モテ期みたいなもの)があり、それと小中高・受験とうまく合わない場合が大変だったり、超進学校でも不登校になったり、勉強ができるサヴァン症候群などの子の日々の苦労だったり、一人一人理想の形は違うと思います。
大半の塾はフランチャイズ学習塾であり、生徒層が限定され、学ぶ内容も枯れた内容なので、そこまで悩んでいないはずですが、「学習意欲のない/自宅学習をしない生徒にいかに楽しく手厚く勉強してもらうか?」という悩みは抱えていると思います。
なお今流行りのフリースクールは「自由にゆるく楽しく前向きにがんばってくれるのか?」というスタンスで、厳しさなしなのでコメントはできません。
AGSでは、勉強とIT、また勉強ができない・できすぎる生徒も多いため、以下のような事を日々考えております。
通塾だけでは限界があることも認めざるをえません。またオンラインだけで素直に勉強が進むとも思えません。今のところ、オンライン+通塾を最上位コースに仕組みを考えています。
- オンラインで自分に合った継続的な学力増進。個別教材(興味がある少し上の難度)、好きな時間好きなだけの反復学習、対人問題なしという特徴。
ただしご両親管理者がいない場合、生徒の自主的ICT教育は難しい(手を抜く)。その点専用タブレットはすごいが、汎用性がない。。 - 通塾で、オンラインでは厳しい未知の実地体験(特にIT分野、大人向けのオンラインITスキル学習とは別物)。楽な、味方になる人との関わり方。
- 通塾の甘いやさしい普通コースで、どこまで楽しく厳しく(赤点判定=退塾)できるのか?
- 通塾の厳しいスパルタコースで、どこまで生徒の質を揃えて厳選して、持続的にちょい無理をやり続けられるか?
- 受験勉強とIT学習をいかにうまく邪魔せず両方一流にできるのか(二刀流)?大学合格時にIT実務可能が目標。